社中初釜 (平成26年) 
 平成26年2月2日

葉山留楽庵に、社中と友人をお招きして正午の茶事」と「夜咄の茶事」で新春を寿ぎました

 
  
寄り付きは探山の鶴図 
 

☆「正午の茶事」が始まります。
 
寄り付きで亭主のお迎えを待ちながら、しばし歓談 
 
  

 蹲で手口を清めて茶室に入ります。
 
  
 打ち曇り美しい料紙の為村和歌懐紙
 
 
今年も藁灰を敷いてみました。一本一本藁灰を並べるのは、根気のいる作業ですが去年より幾分早く終えることが出来ました。
 
 
普通の炭点前では灰器に湿し灰を入れて運び出しますが、藁灰を敷いた時は灰器に藁灰を入れて点前を進めます。  
 
 
お稽古の甲斐あって、綺麗に炭が入りました。後は火が移るのを待つばかりです。
 
  
炭点前中の「香合の拝見」初めての茶事に緊張気味です。
 
 
 亭主は懐石膳を最終確認!!
 
 
 引盃の露を受けて「まずは一献・・・」
 
  
後座は白梅・毛利呼子鳥椿(白)・常照寺椿(赤) 
 
 
唐物点前の設え

風炉先・六歌仙色紙和歌
茶入・磁州窯
盆・張抜き梅花盆
棚・遠州好 袋棚
水指・白薩摩 
 
 

炉縁・根来塗

釜・時代 七宝紋一文字

茶碗・塩笥

  
 
濃茶・薄茶を召し上がり「正午の茶事」終了です
 
☆「夜咄の茶事」が始まります

 
  
お客様は、寄付で桜湯を頂きながら、亭主のお迎えを待ちます 
 
お客様を茶室に御案内して、まずは初炭点前 湯相を整えるほかに、茶室を暖める意味もあります。 
 
冬は御釜の煮えが落ちてはいけませんので、湯桶からお湯を差します。
 
懐石の始まりです

 
  
 
  
緊張しながら 燗鍋と引盃を運んでいます  
 
  
和蝋燭の灯には、優しさがあるように思います
 
   
  
打出庵大黒屋さんの主菓子・雪しぼり
 
 
 干菓子・梅印煎餅と鶯  
いつもながら、美味しく頂きました。